ごあいさつ
当教室は、30年程前から前任の先生により開室され、15年前より私が引き継ぎました。
おかげさまで今も多くの方に通っていただいています。
今日では仲の良い間柄でも、その人がどのような文字を書くのか分からないと言う声も聞かれます。
それほどにコミュニケーションのツールは、パソコンやスマートフォンが主流になってまいりました。
しかしながら、文字に美を見出し、それを高めてきた中国・日本人の感性は、これからの時代に誇るべき文化の一つであり、教育現場でも「書写」「書道」として学ばれている以上、これからも根付き続いていくものと信じています。
お稽古では硬筆・毛筆を通じて、文字のバランスや造形の美しさ、作品のまとめ方などを学んでいきます。
また、心を込めて書き、仕上がった時の達成感や、没頭したあとの清々しさなども感じていただける機会になろうかと思っています。
一人でも多くの方に文字を「したためる喜び」を提供できる場となれば幸いです。
講師 谷口